BACKGROUND
これまでの経緯と考え方
井波ビジョン2040 の策定に向けて、アンケートやヒアリング調査などを行いながら、
30 回以上ものワークショップや会合を経て、議論を重ねてきました。
30 回以上ものワークショップや会合を経て、議論を重ねてきました。
タイムライン
これまでの経緯
CUCA構想 〜2020年度
2018年、南砺市まちづくり検討会議 井波地域が市長へ提言書を提出。旧井波庁舎の使い方を考えるため、いなみまちプロが発足。今後の旧庁舎の使い方について議論を重ね、クラフトユニバーシティ構想(CUCA構想)が提案されました。
実現可能性調査 〜2021年度
CUCA構想の実現可能性調査が行われ、地域のさまざまな課題が浮かび上がってきました。そこで、まずは「地域ビジョン」を定め、共有していくことが重要だという結論になりました。
ビジョン策定 2022〜2023年度
ビジョンの策定と実現の検討に向けて、井波4地区(井波、南山見、山野、高瀬)からメンバーが集まり、推進協議会とイナミライが発足しました。2040年に向けた井波地域のまちづくりビジョンを検討しました。
基本的な考え方
全ての土台となる価値観
井波ビジョン2040では、2040年の井波地域の未来を描き、私たちがこれから目指していく目標、目標達成への道標となる戦略などを示しています。
次の600年も安心して暮らせるまちへ
瑞泉寺が600年続いてきたように、これからの600年も井波を未来につなぐ。長期目線でものごとを考える
攻めの姿勢を
変化を恐れず、常にチャレンジをし続ける。これまでの井波がそうであったように、新たなアイデアに寛容であり続ける。
木とともに生きる
井波の絶対的な長所でまちを循環させる。暮らし、遊び、仕事、街並み、エネルギーなど、全てにおいて木を活かす。
「土徳」の精神
土地が人を作り、生まれ育った人がまた新しく人をつくる。新旧が混在し、それぞれがそれぞれを高め合っている。
基本目標
より良い井波へ向けたゴール設定
基本目標は、これから私たちが目指していくゴールを示しています。今の井波が抱える課題やチャンスをもとに議論を重ね、特に優先すべきものへ焦点をあて5つの基本目標を挙げています。
持続的な仕事の増加
常にチャレンジできる土壌があり、多彩なビジネスが生まれ、多様な働き方ができるまちを目指す。
ONE INAMI
活発な対話の創出により強靭なコミュニティをつくる。まちかどでおしゃべりが生まれる機会をつくりだす。
移動手段の進化
歩きやすいまちなかを目指しながら、周辺の地域との行き来を自由にできる交通手段の整備を行う。
資源循環の推進
まちに既にある建物や自然資源を活かし、新たなまちの価値をつくりだす。
子育てしやすい環境の創造
会話や見守りをしながら、まち全体で子供を育てていく。親子で一緒に育つ環境をつくる。