600年の歴史を持つ、世界一の木彫りのまち
富山県の西部に広がる砺波平野の南端に位置し、八乙女山の山麓に抱かれる。井波、高瀬、南山見、山野の4地区で構成される。人口は約8000人、その内の200人以上が木彫刻をはじめとした職人であり、木彫刻のまちとして日本遺産にも登録されている。
南山見地区は、古くから八乙女山のからの谷川の水を利用した農地が広がり、庄川の氾濫地域と比べて安定した地区である。山野地区は、庄川左岸の用水で最も早く開発された用水の灌漑地域で、収穫が安定した地区である。高瀬地区は、高瀬神社が鎮座する、古くから荘園として開発された地区である。